私の大正生まれの母の話です
小さい頃、よその家に遊びに行き
ハンモックを見つけました
どうしても乗ってみたくて
黙って乗ったのだそうです
上手く乗れず床に落ち頭を打った
痛くて痛くて大変だったが
許可無く乗ったハンモック
子どもながらに堪えたとか
これも母の話
小学校の頃、砲丸投げの選手で
凄く上手で学校の屋根を越えるほど
母は、ユーモラスな人ではなかった
ハンモックの話は兎も角
砲丸投げは100%眉唾物
大好きな母の話である
ある時、娘がハンモックを見つけて
とても乗りたがった
血はあらそえないなと思った